卵巣嚢腫でも妊娠
質問 | 卵巣嚢腫について |
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年齢 | 25 |
性別 | 女性 |
症状 病名 |
子宮内膜症、左卵巣嚢腫 |
今の 症状 |
腹痛、腰痛。下腹部の張り。 |
いつ から |
今年の1月ごろから |
今の 治療 |
注射・お薬 |
発病 経過 |
少し悪くなってきている |
質問 内容 |
はじめまして。私は右卵巣も同じく嚢腫で手術をして摘出したため、ありません。残された左卵巣も嚢腫になってしまいました。子どもを強く希望していますが、卵管も詰まっているらしく体外受精しかないと診断されてしまいました。体外受精を予定はしていますが、その前にお大きくなった卵巣を吸引する手術も予定しています。この手術が不安で仕方ありません。簡単な手術とはいえ・・・。いまホルモン治療中でも、卵巣が少し大きくなってしまうし。鍼灸で何か卵巣嚢腫に対して効果ありますか?卵巣嚢腫にないとしても、体外受精を行うにあたって妊娠しやすい体にするのに効果がありますか?なにか情報があれば教えて下さい。 |
回答 |
お子様をお持ちになりたいというお気持ちで、さぞかし、色んな事に一所懸命になっておられるご様子、お察しいたします。 さて、一つ一つお返事差し上げます。 次に、卵管閉塞に関してですが、そういった場合でも、鍼治療だけでご懐妊に至った症例が報告されています。卵巣嚢腫が治りさえすれば、S・R様のご年令では、まだ焦ることなく、自然な鍼治療を試してみられてはいかがでしょうか?排卵後の体温変化を、基礎体温をきちんとつけて、観察しながら数ヶ月くらいは治療してみる価値があるかもしれません。 最後に、人工授精に関してですが、これは、その手法や、採卵可能な卵子の個数、また受精後の受精卵の質によっていくつ子宮内に戻せるか、などさまざまなハードルがありますので、一概には申し上げにくいのです。しかし、受精卵を子宮に戻した後に、速やかに良質の胎盤を形成させること、つまり健やかに着床させることについては、鍼灸治療はかなり有効とされています。 従いまして、人工授精という物理的な方法をとるとしても、採卵前から、鍼治療を並行して受けられることをお勧めします。 また、子宮内膜が鍼治療によって変化し、安定した妊娠状態が保持されることが多い事も、広く知られています。 どの場合でも、鍼治療は妊娠に至るプロセスにおいて、副作用はありませんので、どうぞご安心の上、鍼灸治療をお受け下さってよろしいかと思います。 本来であれば詳細な問診などによってご回答を差し上げるべきなのですが、 メールでの限られた情報によってご返事を差し上げましたことをご了解ください。 |