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● さかごに鍼灸? |
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価値ある治療と確信しています。
当院は数多くの治験例をもっています。 |
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※ 鍼又は灸のみ・鍼灸併用例など |
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● 骨盤位(さかご)矯正の意義 |
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逆子は頭位分娩にくらべリスクを伴う可能性が高いからです。
また母体への影響も考えると同じことが言えます。 |
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※ 頭位分娩とは普通のお産の事で頭が先に出る分娩のこと。
逆子のリスクとは「へその緒」の圧迫による胎児の酸欠状態。
酸欠状態による後遺障害の併発など。 |
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● 治療は産婦人科医との連携が理想 |
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まず逆子が治ったか否かは病院でしか解りません。
また医師からの詳細な医学的所見の提供も必要となってきます。 |
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● 治療は早めが肝心! |
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なぜなら、臨月近くになると、胎児が大きくなるのと
胎児の自己回転も著しく低下し戻りにくくなるからです。 |
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● お腹の張りを感じることが多いのですが。 |
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お腹に張りがあると胎動は活発でも逆子は戻りにくい傾向にあります。
お腹の堅い張りには三陰交などが効果的です。
自宅で手軽に出来るのはお灸とその周辺のマッサージです。 |
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● 治療法 |
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基本は至陰・三陰交というツボを使用します。
頑固な逆子の場合にはこのツボのみでは変化しない事もあります。
この場合経絡治療にて妊婦さんの体調および副訴を解消させることにより
逆子が治る確立がグ〜ンと高くなります。 |
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※ 副訴とは逆子以外の主な訴えのことで肩凝り・腰痛・食欲不振・体の冷えなどです。 |
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● 通院は? |
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通院は平均して週に2回です。逆子が治って終了です。 |
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● 治療成績
(平成13年日本鍼灸師会臨床学術大会にて発表) |
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例) 平成7年11月より平成13年7月までの鍼灸併用の症例です。 55例中38例が矯正され矯正率は69.1%でした。 |
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矯正までの週数 |
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治療週数 |
1週 |
2週 |
3週 |
4週 |
5週 |
6週 |
矯正数 |
15 |
11 |
8 |
2 |
1 |
1 |
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だいたい7割弱の方が約2週間で治っているのがわかります。 |
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治療を始めた妊娠週数と矯正率 |
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週 |
症例数 |
矯正 |
矯正不能 |
矯正率 |
28〜
30〜 |
1
11 |
1
8 |
0
3 |
100%
72.7% |
32〜
34〜 |
23
15 |
17
9 |
6
6 |
73.9%
60.0% |
36〜 |
5 |
3 |
2 |
60.0% |
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妊娠36週でも5名中3名の方が治っています。治療は最後まで諦めない事です! |
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