質問 |
身体のふらつき・だるさについて |
年齢 |
62 |
性別 |
男性 |
症状
病名 |
16/5身体のふら付きで神経内科にて脳梗塞と診断されましたが、CTや2度のMRIで異状発見できず大学病院耳鼻咽喉科で椎骨脳底動脈循環不全、更に左耳平衡感覚機能消滅の前庭神経炎と診断されました。激しい回転性のめまいや嘔吐もなく病名に疑問を持っていましたところ、10月下旬になって「前庭神経炎ではないようだ」と言うことになりましたが、ハッキリした病名は不明とのことで教えていただいておりません。 |
今の
症状 |
|
いつ
から |
2016年5月12日 |
今の
治療 |
注射・お薬 |
発病
経過 |
ほとんど変わらない |
質問
内容 |
病院ではダメになった左耳の平衡感覚機能を補う為、目や健在の右耳、そして脳で代償してバランス感覚を取り戻すのだそうですが、それには半年から1年を要すとのことです。私はこの病気にかかり既に半年を迎えますが、現在まで全く症状はかいぜんせず、頂いている薬も効果があるように思えません、従って、以前の状態を取り戻すのは見込めないのかなとも思うようになりましたが、そこで鍼灸治療はこういった病気に効果的なものかどうか?直すことのできるものなのか?あるいは、病状を軽減することができるのを是非伺いたいと思います。よろしくお願い致します。 |
回答 |
半年にも及ぶ身体のふらつき、だるさの症状で、大変お辛いことと心中お察しいたします。
さて、今回ご質問いただきました、左耳に関する様々な症状ですが、場合によっては鍼灸治療が著効を示すこともあります。特に今回の後頭部から頚部の痛みについて、それらが筋肉の緊張などが原因とする場合、鍼灸治療で症状の改善が期待できます。また、身体のふらつきや、だるさについてもこれらが自律神経等の不調によるものでしたら鍼灸治療で症状を改善させることも可能かと思います。
しかし、●△様の場合、これらの症状を引き起こす原因となる疾患が存在しているようですので、身体のふらつき、だるさの症状や頚部の痛みが鍼灸治療で簡単に改善するとは考えにくいと思われます。いずれにしろ、現在の医師による治療と併用する形で鍼灸治療を考えられたらいかがでしょうか。
鍼灸治療に見られる東洋的な治療というのは、そもそも現代的な病名に対して行うのではないので、症状を軽くするとか無くすということに関してある程度期待ができます。また、鍼灸治療は、同じ病名がついていても、それを起こしている身体が違えば治療法も効果も違ってきます。よって、実際にお会いしていろいろ調べてみないとはっきりしたことはお答えできませんが、今回あくまでも、病状を軽減させることを目的とするなら、鍼灸治療を受療されることをお勧めいたします。 |