質問 | 腸閉塞について |
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年齢 | 66 |
性別 | 女性 |
症状 病名 |
腸閉塞 |
今の 症状 |
むかつき、嘔吐の症状が現れると体がしびれ、最後には呼吸困難におちいる。 |
いつ から |
4年前の手術後、ガスが出る症状はずっと続いています。昨年の8月におなかの張りとむかつき、嘔吐で救急車で病院に運ばれそれ以降1?2ヶ月に1度ほど同じような症状になります。 |
今の 治療 |
注射・お薬 |
発病 経過 |
少し悪くなってきている |
質問 内容 |
4年前直腸がん手術をしました。その後毎月の血液検査や、4ヶ月一回のCT検査などで観察しながら比較的順調に経過してきました。ところが最近になって時折(昨年8月と9月、今年6月と7月)お腹の張りとむかつき、嘔吐がありました。いずれも吐いてしまえば後は点滴をしてもらってとくにそれ以上の大事には至ってないのですが、診断は腸閉塞だそうです。術後早い時期に起きるのが普通らしく、私のように数年たってから起きるほうが問題だと言われています。この先も度々起こるようであれば癒着をはがす手術を行ったほうがいいとも言われています。けれど手術によってまた新たな癒着が生まれるのではと心配です。出来るだけ外科的手術に頼らず他に何か方法がないものでしょうか?因みに4年前の手術のときには癒着を防ぐとしてセプラフィルムを使っています |
回答 | 腸閉塞による、おなかの張りとむかつき、嘔吐の症状、大変おつらいこととお察しいたします。 今回ご質問いただきました腸閉塞に対しての鍼灸治療ですが、おおむね適応と考えられます。 本来、鍼灸は痛みや不快感といった症状に対しての治療効果が高いことから、これら症状にお困りの多くの方々が鍼灸を受療されています。したがいまして、佳代子様がお困りのような腸閉塞に伴う症状にも有効と考えられます。また、鍼灸治療を日常継続的に行うことで、治療対象臓器の機能改善も期待できることから、鍼灸が腸閉塞予防についても効果的といえます。 ただし、腸閉塞の場合、それに伴う強い症状が急激に発症することから、専門医による管理、治療と平行して鍼灸治療を受けることが望ましいと思います。今後は、医師による治療と鍼灸治療を併用されてはいかがでしょうか。 本来であれば詳細な問診などによってご回答を差し上げるべきなのですが、メールでの限られた情報によってご返事を差し上げましたことをご了解ください。 |