鍼灸相談室

以前当サイトで行っていたお悩み相談室です

不妊症や逆子

鍼灸何でも相談室(産婦人科疾患)

  • Q. No.2013 逆子の灸

    ただいま妊娠9ヶ月に入ったところですが、逆子です。エコーを取ってもらったのですが首あたりに軽くタオルをかけたようにヘソの緒がかかっているようです。この状態で逆子の灸をするのは大丈夫でしょうか?

    おさん [2005/07/26-18:35:49] 

     

  • A. No.2013-1 Re:逆子の灸

    巻絡がある場合出産時に胎児の頭からへその緒をを外しますので、問題ないかと思いますが、医師に相談してからの方がいいと思います。
     
  • Q. No.45不妊症について

    はじめまして、よっちと申します。
    私は去年3月?今年3月までに悲しい事に三度の流産を経験しました。
    不妊関連などの本に、鍼灸がよいとよく載っているのをみて、一度体験してみたい
    と思っています。一度お伺いしたいと、思っているのですが不妊に関係する鍼灸は
    受けられるのでしょうか?冷え症や肩こり、腰痛などもあるのでお願いしたいと
    思っています。それと結婚して体重が10kg近くふえました・・・妊娠できると
    信じて、それまでにダイエットをしたいのですが、(太っていると妊娠しずらいとききます)
    耳つぼダイエットも一緒に治療することは可能でしょうか?
    よろしくお願い致します。

    よっち[2004/11/19-12:21:32]

     

  • A. No.45-1Re:不妊症について

    年齢的なことや体質、食事、生活環境など不妊にはさまざまな要因が関与しますので、このご質問いただいた文面だけで適切なお答えができるかどうかはわかりませんが・・・、こういう治療は鍼灸が適しています。
    鍼灸ネットという別のWebでも同じような質問があり、お答えしていますが、びっくりするほどの効果を経験したなどと鍼灸師仲間で会話が取り交わされました。患者様のプライバシーに関わるのであまり具体的な話はここには書き込めませんが。
    また太っていると妊娠しずらいということはないと思います。が、なにかストレスを感じるようなことがあり、食べることでそれを解消しようと無意識にお菓子などに手が伸びるというパターンがあるとすれば、そのストレスを解消するような治療をすると気持ちが落ち着いて食事に拘らなくなり、母体のいい状態になり、結果としてダイエットと懐妊が自然にやってくるというのはあります。
    治療はもちろん一緒にやりますし、ダイエットは別料金でいただくこともありません。込みで通常の治療料金です。

     

  • Q. No.34腰痛もちの妊婦です。

    腰痛で整形外科に通っていました。(鍼とマッサージ)今は妊娠初期です。私の場合マッサージはかなり強めにしてもらっていました。慣れてしまったせいか強めのマッサージじゃないと駄目なんです。妊娠したらマッサージはやめたほがいいんでしょうか?鍼は続けていこうかなと思っています。ちなみに産婦人科の先生は子宮に負担がかからない程度なら・・と言っていました。妊婦の場合の鍼は有効なのか、分からないのでどうぞよろしくお願いします。

    せいこ[2004/11/19-12:09:39]

     

  • A. No.34-1Re:腰痛もちの妊婦です。

    妊娠によっておこる生理的・心理的な変化は妊娠の初期・中・末・分娩・産褥期を通じて母体に大きな影響を与えます。これによって発生する悪心・嘔吐・鼻づまり・便秘・痔疾・股関節痛・背部痛・腰痛・下肢の浮腫・精神的ストレス・出産への不安など妊婦さんを悩ますものはたくさんありますね。この様な症状を改善するためや逆子などで鍼灸治療を行うケースが多いのですが、マッサージも鍼も有効であるということがたくさん報告されています。

    しかし常識的な範疇ですが、臍から下のツボへ直接加えられる子宮などに直接響くような強い刺激は避けた方がいいです。そんなことする先生はいないでしょうけどね。ただ昔、堕胎するのに使われたとされている足の三陰交というツボに加えられる刺激によってそのような変化が実際起こるか?について研究が行われたことがあるのですが、それは根拠の無いこととして否定されました。ですから、余程強い刺激を加えられて精神的・肉体的に疲れ果てるというようなことでもない限り大丈夫です。

    当院でも妊婦さんが突然ぎっくり腰になってしまい、動けなくて車で送られてきて、その車からも降りられないので仕方なく雨が降っていたので車庫で車中にて治療して動けるようになったこともありました。

    ひとつ面白いことをお教えしましょう。それは自分でできる”いいお産診断法”です。
    妊婦さんは特に舌に変化が出やすく、妊娠状態が変化する前触れとして、舌苔(舌に生えているコケ)が剥がれ落ちたり舌の色が急激に変わったりすることがあります。毎日観察しているとわかると思いますので、自分の舌を朝晩歯を磨くときに観察しておくといいですよ。
    浮腫が起こるときは舌が膨らんだり、冷えが加わると全体に白っぽくなります。悪心は膩苔、厚苔、淡や暗紅舌と関連します。また、妊娠の経過とともに舌質色が紫色を帯びてきて出産近くになると舌が乾燥する傾向が多くみられます。いい状態の舌というのは綺麗な淡いピンク色でみずみずしい状態になっています。こういう舌をお持ちの妊婦さんは母子共に安産です。(舌による病気診断に関しては漢方関連のHPでも参考にしてください)

     

  • Q. No.38妊娠5ヶ月ですが・・・。

    通常の妊娠5ヶ月の方たちよりもお腹の張りがひどくって心配です。問題はないのでしょうか?
    ちなみに初めての妊娠です

    満山晃美[2004/11/19-12:15:11]

     

  • A. No.38-1Re:妊娠5ヶ月ですが・・・。

    お腹が張る原因として考えられるのはいくつかあります。お通じの滞りとか、冷えが関与している場合とか、腰が悪かったり、単に体格とか筋肉の付き方的な要因とか・・痛みを伴ったり症状がきつい場合は流産の危険も伴いますので産婦人科の先生にも御相談いただけたらと思います。何しろ専門外ですし、拝見していないので詳しいコメントは出来ません。
    ただし、病院で異常が認められないで張る場合は治療で改善する場合も多いのですが。
     
  • Q. 優良な卵子が卵巣から排卵される確立を高めたい

    私は現在40歳です。不妊治療を産婦人科で受けています。・タイミング療法や人口授精(AIH)などをしましたがダメで、子宮が少し小さいようで、そのせいもあるのでしょうその後何度か体外受精を試みているのですが、まだ成功していません。
    卵子の状態があまりよくないので難しいと言われたのですが、鍼治療で何とかなりませんか?
    また移植後治療することで成功する確率を高めることはできるのでしょうか?

    匿名[2007/9/9-2:8:1]

     

  • A. 鍼治療で子宮の状態をいい方向へ持っていくことは可能です

    IVF?ET(In Vitro Fertilization - Embryo Transfer)増えていますね。当院にも何人も来院されています。
    卵子の状態が悪くなる原因は様々(年齢的なこと・卵巣や子宮の病気・薬の多用・ホルモンバランスなど)ですが、鍼灸で期待できるのは、子宮や卵巣の状態を改善し排卵を促進したり、元気のいい卵子をたくさん出したり、子宮内に移植した胚(卵)をつきやすすることかと思います。 
    また、胚移植後の2週間程度はあまり振動を与えないようにゆっくり移動してなどと慎重に生活されている方もいるようですが、特に気を遣う必要はないです。激しい運動や過度なストレスを避けるように心がけ、早寝早起きで普通に健康的な生活を送っていればいいでしょう。そのような際に、心と体をリラックスさせていることは大事で、鍼灸によって心身の安定を図るということは成功に導くのに大変大事なことのように思います。
    実際、子宮内膜をが厚くなったり、各種ホルモンの分泌を促す効果があるということが確認されています。
     

千葉鍼灸学会で全国より講師をお招きして勉強会を随時開催

<<一部紹介>>

平成22年1月

『生殖医療時代と鍼灸治療』

小井土善彦先生(森ノ宮医療大学非常勤講師/せりえ鍼灸室院長)

 「インターネットで調べたら、不妊症に効くツボがあると書いてありました。そちらでは、そのような施術をしていますか?」そんな問い合わせが寄せられます。「不妊」だけで733,000件、「鍼灸」を加えて検索すると187,000件、ウェブ上では様々な情報が飛び交っています。
 2006年に2万人近い子どもが産まれた高度生殖医療の現場では、患者さんを中心としたチーム医療体制づくりが求められています。
 妊娠を希望している人と言っても個々の考え方やニーズも様々です。不妊の原因、治療のステージ、年齢など考慮しなければならないこともたくさんあります。
 一方、不妊症に対する鍼灸施術の報告も少しずつ増えてきていますが、実際の患者さんにどの方法が適しているかを選択することは難しいのが現状です。
 そのような状況の中で、チーム医療の一員として鍼灸師も理解しておきたいことをまとめ、症例報告を交え実践している臨床をご紹介します。

日本における不妊治療の現状から患者心理を把握することの重要性、更には難治性不妊の陥っている負のスパイラル。不妊治療は鍼灸だけでは成功しない。心理的アプローチを含めたチーム医療体制の確立が必要である。安易に鍼灸の過大な効果や自然妊娠の期待を持たせてはいけないといった警告も踏まえた上で鍼灸による治療法等についてのお話をしていただいた。

平成22年1月

『骨盤位に対する鍼灸治療の取り組み?とやまプロトコールについて?』

菅野俊輔先生(亀田総合病院東洋医学診療科/亀田鍼灸院院長)

 骨盤位はその多くが帝王切開となり、生涯自然分娩を経験できないことになりかねない。そのため安全な矯正法の確立が待たれているが、現行の方法も十分とは言い難い。
 我々は従来の方法に改良を加え有効性を高めた「とやまプロトコール」を策定した。その有効性、安全性について報告する。
 「とやまプロトコール」導入以後、妊娠30±2週に施術開始した対象群で97.3%の改善を得た。安全性についても治療に伴う有害事象は見られなかった。我々の「とやまプロトコール」は逆子の鍼灸治療として有効であり、また安全性に関しても問題ないと考えられた。今後、この方法を広く普及するにあたって考えられる問題点についても若干の考察を加え報告する。

菅野先生に始めてお会いしたのは富山の学会でだった。そこでとやまプロトコールのことを知り、経穴方法の着眼点の面白さとすばらしさに感銘を受けた。また、子宮に直接影響を与えるこの方法は不妊治療にも十分応用できることで、合わせて病院での運用についてお話を伺いたくてお呼びした。なおその後「亀田メディカルセンター不妊生殖科(ARTセンター)」へ不妊治療は移り、当院への紹介もあり、ここでの取り組みについても興味のあるところである。

平成22年9月

『女性治療におけるQOL評価の重要性?PMSを中心に?』 

志茂田 典子(東京福祉大学非常勤講師・AR乃木坂鍼療室院長)

 女性のQOLに影響を与えるもののひとつに月経随伴症状がある。様々な生理的指標の中でも、月経随伴症状は、定量化しにくいもののひとつである。さらに、その困難度は、日常生活やその時々の心理状態によって影響を受けやすい。
 我々は、患者の言葉から、経過報告を受け、それを治療にフィードバックしていくが、患者自身も自らの言葉を自分自身にフィードバックすることで、自分自身の心と身体と症状についての理解を深めることができる。今回は、月経随伴症状に対するQOL評価という視点から、PMSメモリを用いて検討してみたい。

同姓でなくては理解が十分ではないことも多いと思うが、婦人科疾患の研究に共に携わっていただきたくて都内開業にも関わらず千葉の鍼灸学会に副会長兼学術部長としてお呼びした。当会は先生でもっているようなもの。そして、現在はパーキンソンや認知症など脳由来の病気にも中心的存在として関わっていただいている。

平成22年9月

『鍼灸によるストレス緩和効果:光脳機能イメージングを用いた研究』

酒谷薫先生(日本大学医学部脳神経外科学系・光量子脳工学分野教授)

 我々は、光脳機能イメージング法を用いて、ストレスの神経生理学的メカニズム及びアロマテラピーや鍼灸によるストレス緩和作用について研究している。
 メンタルストレス負荷時に右前頭葉が左前頭葉よりも強く活動する例では、交感神経系機能が亢進し易く、また顔面の皮脂分泌量やアクネ菌量が多いことを明らかにした。さらに、右優位の活動パターンを示し、皮脂分泌量の多い例に対してアロマテラピーを1カ月間行うと、左優位の活動パターンに変化し、皮脂分泌量が低下することを見出した。
 一方、鍼刺激(合谷)では交感神経系の抑制と副交感神経系の亢進を示し、リラクゼーション効果が得られたが、前頭葉の活動パターンには一定の傾向を見出すことができなかった。
 このことは、鍼灸によるリラクゼーション効果はアロマテラピーと異なり、前頭葉の関与が少ないことを示唆している。

子宮は脳に支配されており、妊娠には脳の特にストレスの関与が大きく無視できない。そこでメンタルストレスとリラクゼーションの神経生理学的研究で有名な酒谷教授をお呼びしてお話を伺った。我々は以前、千葉大の下山教授のお力をいただき脳波やf-MRIで鍼が脳に与える影響を長期にわたって研究したことがある。非常に興味のあるテーマだ。

2022/11/23 症状   sakai
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